2010年11月07日

今日のわんこ プードル

プードルはフレンチ・プードル、
フランスの国犬とも呼ばれ
非常にトレーニングしやすい犬として知られる。

聡明な犬であり、四肢が強靭な事もあってサーカスで多用される事となり、
サーカスの盛んなベルギーで多く調教され輸出もされた。

今日のわんこ プードル

大型のプードルはヨーロッパ各地のウォータードッグと近縁とされ、
水泳が得意で、水辺のリトリバー犬としての性能がきわめて高く、
広く猟犬として使用されていた。
プードルが水猟犬として活躍した時代に、水中での抵抗を少なくするため、
保護すべき胸部や四肢の関節部を除く他の部分の被毛をカット(トリミング)する事が流行した。
現在プードルをドッグショーに出陳する際には、
ショークリップと言われるカットスタイルが決められているがこれは水猟犬時代の習慣に由来する。
尾のポンポンは犬の識別に役立ったと言われる。

今日のわんこ プードル

プードルの被毛を規定のスタイルにカットする技法がいわゆる犬のトリミング技法の基本になっている。
一般にトリマーと呼ばれる職業は、プードルのカット技術を学ぶ事で資格を与えられる事になっている。

今日のわんこ プードル

プードルが家庭犬、愛玩犬として安定した人気を維持するのには明確な理由がある。
大型、中型、小型とあらゆるサイズがそろっており、
警備から愛玩までいかなる飼育目的や飼育環境にもサイズで適応する事ができる。
多くの被毛色があり、いかなる飼育者の好みにも合う色を選ぶ事ができる。
おしゃれなカットを楽しむ事もできるし、子羊の姿のまま飼育する事もできる。
さらにこの犬種はサイズによる性格の差が無く、聡明で、学習能力がひときわ優秀である。

今日のわんこ プードル

毛色による評価がトイ・プードル程変化する犬種も珍しい。
一時期シルバー色の大流行があり、その後ブラック人気が続いた。
近年、我が国では「テディベアカット」と呼ばれるカットスタイルが流行したために、
このスタイルが似合う茶系統の被毛色のプードルに人気が集中し、
他の色の数倍もの値段で取り引きされている。

トイ・プードルは優雅な容姿で気品に富み、快活、おだやかで動作が活動的である。
体高と体長の等しいスクェアな体形で均整がとれている。
トリミングする事によりプードル独特の高貴さと威厳を高める事ができる。


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Posted by 池田屋店長個人ブログ at 10:07 │今日のわんこ

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