2010年10月04日

ボーダーコリー

ボーダー・コリーはシープドッグ(牧羊犬)に分類される

スコットランド・コリーの変種のひとつで、

羊の統率犬として名高い実用犬である。

ボーダー・コリーの起源については確かなものはないが、

8世紀頃、スカンジナビアの諸国からバイキングにより海路スコットランドに渡り、

トナカイの牧畜に用いられた犬が祖先とされている。

この後、スコットランドに土着の複数のシープドッグと混血があり、現在の形に固定された。

ボーダーコリー

ボーダー・コリーはショー・ドッグとして海外に普及する事はなかったが、

牧羊が主要産業である国に於ける実用犬としての評価はすこぶる高い。

羊を統率する能力において「ボーダー・コリーに勝る牧羊犬はいない」とさえ言われている。

トレーニングのしやすさ、命令した作業を確実にこなす能力、

保護すべき羊に対する情愛の深さ、緊急時の的確な判断力、

機敏な行動など、牧羊犬に必要な資質のすべてを高度に備えた犬種である。

ボーダーコリー

ボーダー・コリーが主要国の犬種団体に公認されたのはつい近年の事である。

公認に至る経緯もやや特殊である。

近年盛んに開催されるようになったオビディエンスやワーキングの競技会で、

ボーダー・コリーが上位の賞を独占する事態となり、

その人気に押されて公認されたのである。

ペット業界の人間でさえこの犬種を競技会で始めて見たという話が多い。

ボーダーコリー

極めて活動的な犬であるため、都市部に於ける愛玩的飼育にはなじまない点も少なくない。

多くの愛玩犬種は、人と共に生活する事を前提に長年改良育種されて来たが、

ボーダー・コリーが家庭犬として定着したとは言い難い。

フライングディスクなどの競技ではボーダー・コリーが抜きん出て活躍する事もあって、

犬の飼育形態に変化が見られる我が国でも人気が高まっている。

ボーダーコリー

今年他界した我が家のボーダーコリー

レイ くび周りの白い毛が ハワイのレイに似ているので命名


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Posted by 池田屋店長個人ブログ at 10:17 │今日のわんこ

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